浮ける子供、沈む子供
こんにちは、いのゆーです!
今回は
浮く
ということを
テーマに書いていきます。
まずあなたに
知ってもらいたいのが
人間は
何もしなければ浮く
ということです。
じゃあ
なぜ沈んだり
溺れたりするの?
と思いますよね?
何もしなければというのは
少し語弊のある言い方でした。
正確には
肺に空気が一定量溜まっており
力を抜いた状態のとき
人は浮きます。
特に力を抜くこと
はとても重要です。
前回のブログでも
あったように
水が怖い子供や
嫌いな子供は
水中で必ず
力が入ってしまいます。
身体がこわばり
手と足はカチカチ
手の形は力強いグー
こんな子供を
たくさん見てきました。
あなたのお子さんも
同じ状況かもしれません。
そんなあなたの
お子さんのような子が
浮けるようになり
泳げるようになる。
そんな瞬間に
僕たちコーチは
1番の喜びを感じます。
そんな泳ぎへの
第一歩である
浮くための練習法
をお教えします。
①ワニさん
1.浅くしたお風呂で
お子さんの両手を
湯船の底に着かせます。
この時、顔は水上に出る
ようにしてください。
2.お子さんの両足を
まっすぐに伸ばして揃えさせ
ワニの尻尾のようにします。
3.広さに余裕があれば
少し手で歩いて進む練習
をしましょう。
②だるま浮き
1.お子さんに息を
たくさん吸わせて
膝を軽く抱えるように伝え
その姿勢をとらせます。
2.『おへそを見るんだよ!』
と伝えてお子さんが
おへそを見ると
自然と顎が閉まり
浮き上がります。
③鉛筆浮き
1.だるま浮きの状態から
抱えてる膝を離させます。
2.腕と足がまっすぐ伸びて
水面ギリギリのところ
まで上げます。
3.『力を抜いて!』と声をかけ
手足がカチカチにならない
ようにしましょう。
4.補助としてあなたは
お子さんを抱えるように
持ってあげて安定させたり
手を持って少し進む
と効果的です。
鉛筆浮きを教えるのと同時に
必ず教えなければいけないこと
があります。
それは
上手な立ち方です。
浮くことができても
そのあと
プールの床に上手に立てないと
子供はパニックになり
溺れてしまいます。
立ち方
1.お子さんの手と足を
水面に近づけて浮いている
その姿勢から
まず両手をグッと下げ
水を押さえさせるようにします。
2.両手が水を押さえるのと
同時に両足を曲げて
胸の方に引き寄せさせます。
3.そのまま両足を下ろして
床に着けさせます。
浮くことは
泳ぎ始めるための第一歩です。
さあ
今すぐプールで実践しましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。